新潟でのイベント
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■安吾 風の館 

 安吾と探偵小説 ―不連続殺人事件を中心に―
 2014. 8. 7[木]〜 11.30[日]

坂口安吾は自ら「少年時代から探偵小説の愛好家であった」といっていますが、戦争中『現代 文学』の同人仲間、平野謙、大井広介、荒正人らと内外の探偵小説を回覧して犯人を当てるとい うゲームをして過ごしたことが、戦後『不連続殺人事件』をはじめとする探偵小説の執筆につながっ たといわれます。安吾は探偵小説を通じて読者との「謎解きゲーム」を楽しんでいたのです。

江戸川乱歩は『不連続殺人事件』に関して、「謎解きゲーム」故にサスペンスや犯罪者の悪念や 恐怖がなく不満だとしながらも、犯人に関するトリックと作品全体を構成するトリックという「前例のない新手法」には驚嘆し、堪能したと絶賛しています。

また安吾は謎を解く探偵の姿は「史料を読み解く歴史家の視線にも通じる」と考え、タンテイ 眼で安吾なりに日本史を明らかにしたいと考えていたようです。

このたびの展覧会では、日本探偵作家クラブ賞を受賞した「不連続殺人事件」を中心に、安吾 の探偵小説の魅力と、安吾の歴史観ともいえるタンテイ眼を紹介します。



【安吾 風の館】

■ 開館時間 9:00 〜 17:00
■ 観覧無料  
■ 休館日 毎週月曜日( 祝日または振替休日の場合はその翌日)   



◆主な展示作品
・ 坂口安吾自筆原稿 ( 未定稿 ) 「安吾タンテイ推理書 / 安吾捕物推理」
・坂口三千代自筆原稿 「その頃の思い出」1957年
・映画「不連続殺人事件」 シナリオ・ポスター・スチール写真
・坂口安吾宛書簡 大井広介 1950 ~ 51 年、 松本清張 1953 年
・初出誌・初版本 『日本小説』1947~48年 (新潟市立中央図書館所蔵)、 『不連続殺人事件』1948年イブニングスター社 (新潟市立中央図書館所蔵)、 『投手殺人事件』1955 年 東方社版、 『安吾捕物帳』1955 年 春歩堂、 坂口安吾・高木彬光 『樹のごとくもの歩く』 1958 年 東京創元社 等 約 50 点

和室 写真展示
坂口綱男 「不連続な空間」

―日常の中で、私を通過したテーマのない空間―

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