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■文豪Tシャツ vol.2「坂口安吾」 7月19日(水)発売!!

世田谷文学館から坂口安吾生誕100年を記念して、「文豪Tシャツvol.2 坂口安吾」を発売しました。

シリーズ「文豪Tシャツ」は、文学をもっと身近に感じてもらおうと、昨年より世田谷文学館が文学専門のデザイン集団「ページ屋」とコラボレーションをして発行しているものです。作家の顔が見えなくなっていることも若者の本離れのひとつの要因ではないかと考え、思い切って作家の顔をプリントしたTシャツを作ってみました。昨年刊行した「文豪Tシャツvol.1 植草甚一」Tシャツは、ファッション誌にも取り上げられ、文学の新しいアイテムとして注目されました。

今年は生誕100年の記念すべき年。世田谷の代沢で教鞭をとった安吾を、そのスピリットとともにTシャツに閉じ込め、本のかたちのパッケージに入れて販売をします。中にはTシャツのほか、オリジナルパンフレット、そして「堕落バッジ」も同封。Tシャツを身にまとうことから始まる読書があってもよいのではないでしょうか。
 
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【発行】 世田谷文学館(http://www.setabun.or.jp)
東京ピストル(ページ屋)(http://www.page-ya.com)
【協力】 坂口綱男/新潟市
【仕様】 定価:4,410円(税込)/本体:4,200円
初回限定:300着
(坂口安吾Tシャツ/オリジナルパンフ/「堕」「落」缶バッジ入り)
サイズ:XS/S/M/L
カラー:ブラック&ライトグレー/ホワイト&ライトピンク
【販売場所】 世田谷文学館ミュージアムショップ&HP通販、ページ屋HP通販ほか、書店・雑貨屋等で販売予定

【デザイン】

フロント:ガランの安吾(安吾の写真+『白痴』原稿冒頭部分)
タグ部分:安吾直筆色紙「あちらこちら命がけ」
【発行趣旨】 ▼文豪Tシャツ全集創刊の辞
文学は常に、鮮明であたらしい。しかし時代の先端であるはずの文学が、今僕らの世代で古ぼけようとしている。そこで我々は、現代の読者諸氏に文学と触れ合う究極のアイテムとして、文豪Tシャツの発刊を決意した。これなら誰でも理解でき、楽しく、そしてあたらしい。何より文学と密着できる。文学を記憶の彼方に追いやらないために、文豪Tシャツの登場である。
【パッケージ掲載文】 ▼元祖パンクスの優しい遺言
安吾は破壊する。完膚なきまでに。でも、ダダイストじゃない。破壊のための破壊は一度もしなかった。
安吾は反逆する。あらゆる権威に。でも、アナキストじゃない。アナキズムもまた各派が正統を主張し合う権威主義のせめぎあいだ。
すべての思想・宗教・歴史・伝統・芸術思潮に不信を表明し、「私は、たゞ一個の不安定だ」と自分自身をも疑った。ルネ・デカルトもジョン・レノンもかなわない。
死ねば死にきり。自分の芸術が残るかどうかなんて、どうでもいいと突っぱねた。
結婚してすぐ、妻の三千代に遺言を書いた。自分が死んだら遺産はみんなやる、遠慮なく恋をして幸せに暮らせ、と。
パンクで優しい。ニヒルでホット。安吾はそんなヤツだった。(七北数人)
【お問い合わせ】 世田谷文学館
〒157−0062 世田谷区南烏山1−10−10
Tel 03(5374)9111/Fax 03(5374)9120